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伊万里焼窯元|瀬貞製陶所


瀬貞製陶所(陶窯寛右エ門)作品

伊万里焼は、日本の陶磁器の歴史において、重要な役割を果たした窯元です。その中でも、鍋島藩窯は、江戸時代に将軍家や大名に献上された、高級な美術品として知られています。鍋島藩窯の代表的な作品は、色鍋島と呼ばれる、赤や金などの色彩豊かな絵付けが施されたものです。色鍋島は、日本だけでなく、海外でも高く評価され、ヨーロッパの王室や貴族にも愛好されました。

瀬貞製陶所(陶窯寛右エ門)外観

鍋島藩窯の伝統を受け継ぐ窯元の一つが、伊万里焼窯元・瀬貞製陶所(寛ェ衛門窯)です。瀬貞製陶所は、染付や色鍋島などの技術を守りながら、現代のニーズに応える新しい作品も生み出しています。近年では瀬貞製陶所7代目、瀬戸口豊寛氏が白磁や青磁といった古典的な釉薬をブレンドすることで、繊細で上品な食器を作り上げています。瀬貞製陶所の作品は、伊万里焼の歴史と現代の感性が見事に調和した作品を作りつづけています。


伊万里焼窯元・瀬貞製陶所7代目、瀬戸口豊寛氏
伊万里焼窯元・瀬貞製陶所7代目、瀬戸口豊寛氏

伊万里焼・鍋島藩窯は、日本の文化遺産として誇りるべきもので、その美しさと技術は、世界に通じるものです。私たちは、その伝統を大切にしながら、未来に向けて発展させていくことができるでしょう。

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