Katsuro Yokota
PROFILE
1960年 佐賀県有田町に生まれる
1978年 佐賀県立有田工業高校窯業科卒
1983年 窯業試験場にて釉薬の研究
1984年 伊万里の窯元で食器制作
1989年 有田丹法華窯にて料理用食器制作
2002年 工房「禅」開窯
フランス語でアルチザン(職人/芸術的な職人)という言葉がありますが、正にそのものの印象を受ける横田氏。
現在に至るまで料亭やレストランに使用される食器を手掛けて来られました。
ご本人の名前こそ表に出ないものの、雑誌やメディア、料理本に露出している横田氏の器をよく目にします。
作品には独自にブレントした土・釉薬・絵の具、特に器の表情となる釉薬には天然の灰を使用され、その灰の元となる藁の種類にまで拘られます。
器作りに対する直向きさ、それを形にするための研究熱心な姿勢は、焼物とその作りに至るまで、製作の奥深さをいつも思い知らされます。
週末はご自身の工房にてcafe Grenier(カフェグルニエ)を経営され、そこで使用されるコーヒーカップやカレー・ケーキ皿は、今まで作ってこられた割烹食器とは全く雰囲気が異なり、モダンなフォルムながら温かみのある雰囲気があります。
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